当社の御朱印です。結構レアかも・・・。
当社では御朱印は参拝証とお守りの中間的なものと位置づけております。
ですから当社では神社にお参りしていただいてから御朱印帳をお持ちいただきますよう、お願いしております。玉串料は300円です。(下記牛玉宝印は500円)
御朱印について、神社庁が発行したパンフレットの中によい解説がありますので、抜粋して紹介させていただきます(若干文章を変えた部分があります。)。
古来印章には宗教的性格があり、印は朱が正式・厚礼(こうれい)とされ、政府の公式文書には朱印が押されていました。
また社寺では朱印に神秘的なカが宿るとも考えられてきました。このため古くから神社や仏閣では、厄除けの護符として朱印を捺した牛玉宝印(ごおうほういん)などを頒布していました。牛玉宝印はその本質は捺されている朱印のほうにあり、朱印こそが呪力の源泉である「宝印」であるとされています。
御朱印の原型は、神仏習合の時代、書写した法華経などを神社にも納めた時の納経受取の書付といわれています。
時代が下って江戸時代、社寺の巡礼者に「参拝の証」が広く出されるようになっていきました。また、納経や奉納に限らず参拝のみであっても神職が墨書押印する例がみられるようになったといわれています。
現在のような御朱印の様式は明治以降に普及していったといわれ、神社の朱印が中央に押されることが一般化しはじめたのも明治時代からといわれています。当時は鉄道の発達により参拝旅行が流行し、集印が人々の楽しみとなっていました。大正から昭和にかけて、巡拝の歴史を背景に、旅行者も参拝の感動や旅先の思い出として集印を楽しむようになりました。現在の「御朱印」という呼称も昭和初期から始まりました。
御朱印は各社寺により、参拝の証、神符守札、代参、集印など、様々な信仰的解釈がありますが、あくまでも御朱印は信仰とともにあるもので、様々な授与品と同様、御朱印は、信仰に基づいているからこそ尊いのです。神札やお守りが「神様の力が宿った神聖なもの」とされるのに対し、御朱印は「参拝した証として戴く印状」とされることもあります。
昔も今も、参詣に伴う移動時間や距離は、否応にもその人を雑多な日常から切り離してくれる要素の一つといえます。参拝が叶った神社で受けた御朱印が、掛替えのない存在になることは、必然のことでしょう。御朱印をきっかけに行う現代的な巡拝は、個々の神社の縁起や地域の歴史などに触れながら、その御神縁に思いをよせることで一層魅力的なものになるのではないでしょうか。
以上の観点から当社ではお札に用いる印とは別な印を用い、墨書も小さめにしております。