歳祝いは還暦・古希・喜寿など長寿を祝うお祭です。当地区では60歳の還暦を祝う習慣があります。
厄払いは一般に厄年といわれる男性25歳、42歳、61歳。女性は19歳、33歳、37歳、61歳におこないます。厄年は、古くからの知恵と経験上、人生でいろいろな転機が訪れる年で、体調でも精神面でもいろいろと影響を受ける年であるといわれています。厄年には神社で厄払いをして心を新たに人生を進んでいきたいものです。
また山形県村山地方には29歳、39歳、49歳、59歳、69歳等の9がつく年齢に、それまでの10年間の厄を払って新しい10年間をむかえる苦流しという風習があります。
お祓いをする年齢についてですが、同級会などに合わせてお祓いをする場合、実際の年齢は厄払いなどの歳ではないのに参加してもよいのかな、というご質問をいただく時があります。例えばまだ41歳なんだけど42歳の厄払いに参加してもよいのかな、というご質問です。この場合は満年齢では41歳であっても数え年で42歳であれば問題ありませんし、42歳の前厄祓いと考えていたいてもよろしいのではないかと思います。また60歳(還暦祝い)、59歳(苦流し)、61歳(厄払い)の方々をご一緒にお祓いする場合がもありますが、この際は祝詞にそれぞれの願いを込めてお祓いいたしますのでご心配には及びません。式次第としては「還暦祝い」で統一しても問題はないと思います。ただ、年齢についてあまり厳密に考えはじめてしまうと、数え年なのか満年齢なのか、誕生日前か後か・・・と、わけがわからなくなってしまいます。要は本人の心の問題でもありますので、年齢に必要以上にこだわらなくともよろしいのではないかと思います。
厄払いは神社で行いますが、旅館などへの出張祭典も行っております。予約で時間が埋まっていることがありますので、事前の打ち合わせをよろしくお願いします。こちらの名簿
(Excel)(PDF)をご利用ください。
おはらいは
1.参列者とお供えなどをお清めします。
2.(出張祭典のとき)神様をお迎えします。
3.神様にお供えをお上げします。
4.祝詞を奏上します。
5.玉串拝礼(男性・女性代表者)
6.お供えをお下げします。
7.(出張祭典のとき)神様にお帰りいただきます。
8.形代に厄を移します。
9.御札とお守りをお配りします。
10.勧杯
の順で進行します。会場により多少順番が前後する場合があります。
令和6年の厄歳と歳祝いは下表をご参考ください。年齢は数え年ですべて本厄の歳です。
男性 | 女性 | |||
年齢 | 生まれ年 | 年齢 | 生まれ年 | |
25歳 | 平成12年 | 19歳 | 平成18年 | 厄年 |
42歳 | 昭和58年 | 33歳 | 平成4年 | |
61歳 | 昭和39年 | 37歳 | 昭和63年 | |
77歳 | 昭和23年 | 61歳 | 昭和39年 | |
80歳 | 昭和20年 | 77歳 | 昭和23年 | 年祝い |
88歳 | 昭和12年 | 80歳 | 昭和20年 | |
88歳 | 昭和12年 |
玉串料 | ||
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2名までお一人 | 5,000円 | 出張祭典をご希望の場合出張料5,000円追加をお願いいたします。 |
3名 | 10,000円 | |
4名以上お一人 | 3,000円 | |
全員で40名以上 お一人 |
2,000円 |
七五三のお参りは江戸時代から始まったといわれています。男子女子ともに3歳になると着物の帯を締める儀式をし、男子は5歳になると袴をつける儀式、女子は7歳になると髪を伸ばしはじめる儀式を行いました。これが七五三の始まりといわれています。今の時代においても、かわい盛りの3歳、幼児期を卒業して小学生になる時期の5歳・7歳に、神社でお参りをして両親と記念写真を撮り家族みんなでお祝いをするのはとてもよいことだと思います。日程等はお問い合わせください。
おはらいは
1.祝詞奏上の前にご家族をおはらいしてお清めします。
2.神前に神饌をささげます。
3.お子さまが健やかに成長されるよう祈願する祝詞を奏上します。
4.ご両親が玉串拝礼を行ってお子さまの健やかな成長を祈願します。
5.子供さんだけ神様のより近くにおいでいただき金幣(金の鈴飾り)で神様 のご加護を頂戴します。
7.神饌をお下げし、千歳飴、お守りなどをお渡しします。
玉串料 | |
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お一人 | 5,000円 |
お二人 | 7,000円 |
三人 | 10,000円 |
生まれてから1歳の誕生日頃、歩けるようになった子供に一升餅を背中に背負わせて歩かせて、園子が一升食べ物に困らないように祈願する行事です。以前は家庭で行うお祭でしたが、神前で神様からご加護をいただいたて行うようにしてみました。
おはらいは
1.ご家族をおはらいしてお清めします。
2.神前に神饌をささげます。
3.お子さまが健やかに成長されるよう祈願する祝詞を奏上します。
4.幼児に一升餅を背負わせて神前を歩いてもらいます。
5.赤ちゃんが金幣(金の鈴飾り)で神様のご加護を頂戴します。
5.ご両親が玉串拝礼を行ってお子さまの健やかな成長を祈願します。
7.神饌をお下げし、お守りなどをお渡しします。
玉串料 | お一人5,000円 |
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お願い | お守りなどの準備がありますので事前のご連絡をいただきたくお願い申し上げます。 |
赤ちゃんが生まれてから男の子は生後31日目、女の子は33日目に神社お参りする行事です。赤ちゃんが健やかに成長して立派に成長するようにお祈りし、神様に地域に新しい仲間が増えたことを報告します。おばあちゃんに抱っこされた赤ちゃんがて神前に詣で、神様からご加護をいただいた後、お母さんが神様から赤ちゃんを受け取ります。
おはらいは
1.ご家族をおはらいしてお清めします。
2.神前に神饌をささげます。
3.お子さまが健やかに成長されるよう祈願する祝詞を奏上します。
4.おばあちゃんが赤ちゃんを抱っこして神前に寝かせます。
5.赤ちゃんが金幣(金の鈴飾り)で神様のご加護を頂戴します。
5.お母さんが赤ちゃんを受け取り、ご両親が玉串拝礼を行ってお子さまの健 やかな成長を祈願していただきます。
7.神饌をお下げし、お守りなどをお渡しします。
玉串料 | お一人10,000円 |
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お願い | お食い初めセットやお守りなどの準備がありますので事前のご連絡をいただきたくお願い申し上げます。 |
おなかに赤ちゃんができてから5カ月目の戌の日に腹帯を着ける儀式です。安産と元気な赤ちゃんが産まれるよう御祈願いたします。
玉串料 | お一人5,000円 |
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お願い | 腹帯やお守りなどの準備がありますので事前のご連絡をいただきたくお願い申し上げます。 |
文化財の社殿で結婚式を挙げてみませんか?(積雪時以外)
詳しくは業者さん等を通じてご連絡ください。事前の打ち合わせをお願い申し上げます。
亡くなられた方の業績をお偲びし、今後は家の守り神としてご家族と家をお護りいただくようお願いいたします。玉串料は30万円。詳しくは業者さんなどを通じてご連絡ください。
年祭は亡くなられてから1年後、5年後、10年後に故人の遺徳を偲ぶ祭祀です。